「きれいにする心」は、自分の容姿をきれいにすることではなく、物事を断捨離して整理することから始まります。
断は不要な物を断つ、捨は不要な物を捨てる、離は不要な物から離れることです。
不要な物には、物品、人間関係、情報の三つがあります。
その結果として、生活や仕事などが気分よく快適に行えるようになります。
先ず、物品から説明します。
物品には、衣類、食器、食品、調度、書籍、美術工芸品などがあります。
不要な物品は、選別して、捨てるか、売却します。
家の中の物品が少なくなりますと、必要な物品が取り出しやすく、居心地がよくなり、掃除がしやすく、ほこりが減り、家の空気がきれいになります。
無駄な買い物がなくなります。
これが、家をきれいにする心です。
次に、人間関係です。
「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があります。遠くにいる親戚は疎遠となっているので、近くにいる他人の方が親しく頼りになるということです。
あまり交流していない親戚、昔の仕事仲間や趣味の仲間などと、離れて交流を断つことです。
近くの他人は、日頃接している近くの人たちです。中には、お世話になっている人もいるでしょう。
対人関係で不快な思いをしないように、からだをきれいにし、清潔な衣類を着て、身だしなみを整えることが、人間関係をきれいにする心です。
情報の整理です。
スマホ、パソコンなどに多くの情報が自動的に入ってきます。そのほとんどが、日常生活や仕事などで役に立たず、不要なものです。不要な情報を削除するための選別する操作や時間がもったいないです。
不要な情報が入らないように情報源を断つとか、それが出来ないときは自動的に迷惑メール、削除済みやゴミ箱に入るようにします。
これが情報をきれいにする心となります。
時には、おしゃれをすることです。
気に入る服装を着たり、装備品を身に付けるなど、おしゃれをすることもいいです。