1.1. 九穴
人間には、九つの穴があります。
その内訳は、体の上から下に、目の二つ、耳の二つ、鼻の穴の二つ、口の一つ、小便の出口一つ、大便の出口一つ。
この九つの穴が、正常に働かないと、体の動きが鈍くなり、病気にかかりやすくなります。他の臓器、脳などと密接な関係があるからです。
人の体は、神から与えられた造形物です。
感覚器官としての目、耳、鼻、口のことを説明します。この器官の機能が低下しますと、老化の始まりかもしれません。
目は、物事を見る器官です。目は、外部からの入る情報の80%ぐらいあるそうです。
耳は、物事を聞く器官です。耳は、他の人の話を聞く、音楽を聞く、街の騒音や自然界の風の音、危険な警笛などを聞きます。
鼻は、呼吸をし、匂いを嗅ぐ器官です。呼吸が止まれば死んでしまいます。
口は、話す、食べ物を食べ、水分を飲む器官です。
小便と大便は、飲食した物や体の中で発生した老廃物を排泄する器官です。
1.2. 二倍則
数字9を二倍ずつすると、不思議な体の値があります。
始めの9は、前項の九穴です。
9の二倍は18です。これは、一分間の呼吸数。
18の二倍は36です。これは、体温。
36の二倍は72です。これは、一分間の脈拍数。
72の二倍は、144です。これは、血圧の高い方の値。
これらの体の値は一つの目安として使えますが、医学的に保証する値ではありません。