近頃、コミュニケーション(Communication)という言葉が日常使われるようになっています。この言葉の意味は、一言で言えば情報伝達のことです。この情報伝達には、伝達された相手との交流することも含まれています。
「伝える」とは、相手に必要なことを知ってもらうように知らせることです。一般的には、目の前の相手に言葉を介して伝えます。遠方の場合は、電話や電子メールなどの通信回線を使って伝えます。いずれにしても、情報が空間を通じて相手方に送られます。相手方が、受け取った情報を聞いたり見たりして、理解できることが必要です。 「伝えられる心」とは、相手に伝えたいことを、理解できるような伝え方に気を配っていることです。
どのように伝えるかです。要件を列挙します。
・先ず相手が話を聞いてくれる受け入れ態勢が整っていることを確認します。
・伝える内容を正確にわかりやすく、結論を一番始めに伝えます。
・相手に応じて、それないに丁寧に話します。
・全部話し終わって確認するのではなく、その都度相手に確認します。
・相手の尊厳を傷つけないように話す態度も大事です。
・理解できないときは、どういうことが理科出来ないかを聞いて対処します。
特に、一方的に伝えても、相手は聞いていないことがあります。これでは、伝えたということになりません。
道を尋ねるにも、通行人に聞くことがあります。相手に、「道を教えていただけませんでしょうか」などと言って、相手の承諾を取って、「●●に行きたいのですが、どのように行ったらいいのか、教えていただけませんか」と、相手の対応を確認することから始めます。