金の健康

 お金は生きていくためになくてはならないものです。
 水道、電気、ガスなど使いますと、使った分の料金を支払います。
 同様に、物事を手に入れるためにもその対価に見合うお金を支払います。

 人は生きるために食べるたり、その人なりの生きる目的があると思います。
 何かをやりたいことがあれば、それをやるにして、元手となるお金がいります。
 生きるためのお金、活動するためのお金、やりたいことのお金など、必要なお金を確保しなくてはいけません。

 金の健康とは、お金の入る状況、蓄えているお金、資産の状況に応じて、生活費ややりたいことにお金が支払えることです。

 高齢者の場合は、入るお金が年金に限定されますと、医療費や物価高などにより支出が増えて、お金に余裕が無くなってしまう心配があります。特にやりたいことのお金を減らしたり、毎月決まって出るお金を下げる工夫も要ります。

 収支のバランスが崩れますと、生活が出来なくなります。そうならないためにも、家族やしかるべき機関と相談することです。

 現在仕事をしている人は、老後の資金計画を立てて、準備をしておくことです。

 古典「礼記」に「入(い)るを量(はか)りて、出(い)ずを制す」という文があります。これは、収入を増やして、支出をおさえるということです。