今年(20225年)の節分は、2月2日です。
この記事は、節分、立春、二十四節気について書きました。
1. 節分とは何か
節分は、四季の始まりとなる立春に向けて過去一年間の厄除けと、豆をまいて新たな年の福禄寿(ふくろくじゅ)を願います。
厄除けは、神様から邪気を祓い、清めていただいて、今後一年間は安泰に過ごせるように祈願することです。
福禄寿は、福、禄、寿の三つです。、福は幸福のこと、禄は収入を得ること、寿は寿命が延びることです。
帰宅したら、いただいた豆で、自宅で豆まきをします。
節分は、立春の前日の2月3日頃行われます。
節分は、旧暦では冬の最後の日となります。
2. 立春
立春は、冬から春への季節の変る日で、春が始まる日です。2月4日ごろです。
立春は、旧暦では一年の始まりとなります。しかも、立春は、冬至と春分の中間点にあります。
立春は、二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、節気の一番目になります。
3. 二十四節気
暦を見ますと、「夏至、冬至」、「春分、秋分」、「立春、立夏、立秋、立冬」などが表示されているものがあります。
一年を四季「春、夏、秋、冬」に分け、各季を三ヶ月に分け、各月を二節気に分けます。一年は、「四季✕三ヶ月✕二節気」で算出された二十四節気となります。
一節気は15日少々となります。
太陽が地球を一年掛けて一周します。太陽の動きに合わせて一年の季節の移り変わりを表わしたものが二十四節気となります。
この二十四節気は、昼夜の長さ、太陽の光量の強弱を分かるようにし、農作業や季節の行事などが行われる時期をさします。
季節の食材「野菜、果物、魚、貝」を旬(しゅん)と云います。
日本は、中国と経度が違いますので、現在使用されている新暦に合わせて、二十四節気の日付の一覧を次の表に示します。