25-11 高齢者夫婦の楽しい我が家

 自分にとって好きな歌詞があります。それは「喜びも悲しみも幾年月」(略称:灯台守の歌)があります。何十年も灯台を渡り歩き、灯(ひ)を灯(とも)し続けた夫婦の生涯の歌です。

1. 基本要件

 自分たち夫婦は後期高齢者で、高齢者仕様の団地に住んでいます。これからも三つの健康https://pit.joy-pal.com/(心、体、金)を維持し、高齢者の健康課題https://pit.joy-pal.com/elder/を踏まえて、お互いに元気で楽しく長生きしたいと思っています。

 夫婦の老化に伴う体力や能力の衰えがいつ起こるかもしれません。過去よりも未来に向けて、楽しく暮らすため、夫婦と地域の共生の意識を持ち続けること必要だと思います。日々好日に過ごしたいものです。

 夫婦生活をこれからどのようにすればいいかを次項以降に述べます。

2. 役割を分担する

 我が家は、夫婦の役割が自然に出来ています。

 例えば、朝は布団をたたみ押入れに入れる仕事が自分担当で、妻の担当は夜に布団を敷きます。

3. 睡眠は十分取る

 夫婦の寝る時間や起きる時間は違います。

 それぞれが身心の疲れが取れるまで十分なだけ寝ることことにしています。そうしますと、昼間は快適に過ごせます。

4. 居住空間を分ける

 自分は、パソコンで情報検索、新聞や本を読む、窓から団地の庭を眺めるなどが好きです。

 妻は、歌などをラジオで聞いています。

 お互いに共通の話題については、話し合ったり、一緒にテレビを見たり、料理・買い物・散歩などをします。

5. お互いに思いやりを持つ

 相手の状況を見て、自然に思いやりの気持ちで行動をすることです。

6. 社会とのつながりを維持する

① 新たな情報を得る

 社会の状況を知るために、毎日新聞を読み、テレビでニュースを見ます。

 住んでいる地域の役所が発行する広報を見る、携帯に届くLINE広報を見ます。

② 人との交流

 人との交流には、近所の住民、知人、趣味などの仲間、団地の自治会の活動に参加するなどがあります。

③ 自分に合った交流

 自分を磨くことは死ぬまで行えます。学ぶことや新たなことがあれば、その時に行動すれば良いと思います。

7. いずれ体力や能力が衰えてくる

 お互いに体力や能力がいつ衰えるか分かりません。医療や福祉のお世話になることが増えるでしょう。

 夫婦でも、相手の体力や能力の衰えを補完する役割があります。お互いに明るく楽しく過ごしていきたいものです。

8. 何時かは死ぬ

 人は、何時かは死にます。そのため、自分なりの価値観を持って、未来に向かって取り組むことだと思います。

 自分の価値観は、変らないものと、時に応じて変る価値観があるようです。しかし、自分を磨いていくに従って価値観が変ることがあります。その時は、新たな発見をしたようで嬉しいです。