25-6 頭寒足熱について

 今年(2025年)は二月に入り立春を過ぎると、警報級の寒波が来るとか、ドカ雪が降るとか、天気ニュースがあります。

 とりあえず、自分が住んでいる所は、これらの難を受けないので、有り難いと思っています。

1. 寒い時期は、頭寒足熱(ずかんそくねつ)で健康を維持
 寒い季節になると、ぐっすり寝られないとことが起こります。
 それは、頭寒足熱の状況になっていないことです。

 この頭寒足熱とは何かです。
 「頭寒」とは、頭を冷やすことです。
 「足熱」とは、足の「くるぶし」から「かかと」、足の裏、足指先まで暖めることです。

 頭が冷え、足先が暖まる、血液の流れがよくなり、体が暖まり、ぐっすり眠れるようになります。 頭を冷やす、足先を暖めるという品物がたくさん発売されています。

2. 頭寒足熱する方法
 冬場は、我が家では、布団を敷いたら、電気あんかを足下に入れます。あんかの温度は「強」にします。寝るとき「弱」します。よく眠れます。
 ぐっすりねられ寝られます。うれしいです。

 足先が冷たい人は、胃から下のお腹、腰、お尻が冷えていると云われています。
 それには、腹巻き、カイロなどがいいです。

 冬は歩く機会が少なくなり、暖房で水分を取り過ぎることがあります。水分は、ふくらはぎに溜まり、この水分が夜中、寝ているときに小便として出ます。この小便の回数が増えて、寝不足になることがあります。夕方からは、水分の取り過ぎをしないことです。

 冬は暖房が効きすぎて、頭がぽかぽかほてると、頭の働きが鈍くなります。部屋の温度もほどほどにすることです。

3. 頭寒足熱の効果
3.1. 頭を冷やす効果
 頭を熱くすると、のぼせて、脳の働きが鈍くなります。
 頭をほどほどに冷やしておきますと、脳の働きが活発になり、集中力や思考力などが向上します。

3.2. 足を暖める効果
 足は、心臓から一番遠くにあり、冷えやすい部位です。
 足を暖めることで、血液の循環が良くなり、自然治癒力が活性化されます。
 一方、頭を冷やし、足を暖めるとことで、寝ているときは緊張がほぐれ、安眠しやすくなります。